大垣 岐阜 各務原のメンタルケア カウンセリングルームYou&愛
みなさん、こんにちは。
プロフェッショナル心理カウンセラーの溝俣ともみです。
先月文科省が、小中学生の学校を30日以上欠席した不登校の人数が昨年度24万4940人で、過去最多を更新したと調査結果を発表しましたよね。前の年度から49000人近く、25%増えているそうです。このうち小学生が81498人、中学生が16万3442人でした。
不登校の小中学生の増加は9年連続で、10年前と比較すると小学生は3.6倍、中学生は1.7倍に増え、特に中学生は20人に1人が不登校となっているとのこと。
不登校が増え続けていた9年間は、まさにわたしが親として次女の不登校と闘っていた年月でもあります。
親にとって、子どものことはいつもいろいろと考えていて、悩みが付きませんよね。ましてや、子どもが学校に行かないとなると、さらに悩みが大きくなって、これからのことを考えると、どうすればいいのかわからなくなってしまいます。
わたしにとって、子どもが学校に行かなくなっていた時期は、親としてなにがいけなかったのか、自問自答をくり返している日々でした。それは自分と向き合う時間でしたが、親としてわたしは間違っていたのではないかと娘の行動によって突きつけられていた感覚を味わっていました。
自分のことだったら悩みはしますが、ある程度コントロールできることもあるでしょう。ですが、子どものこととなると、たとえ身内であっても自分の力でなんとかできるものではありません。嫌がる子どもを引っぱって無理やり学校に連れていくことは、とても労力がいります。自分ではどうすることもできない…そういう無力感が自分のこころをむしばんでいました。
わたしは仕事で子どもたちのサポートをしていますが、自分の娘のこととなると、冷静にはいられませんし、客観的に判断することはむずかしくなります。それは、親だからです。子どもにはこういう人になってほしい、こんな人生を送ってもらいたい、そんな親の愛情があるからこそ、客観的に子どもと対峙することができないのです。
そんなとき、わたしたちカウンセラーが大きな役割を果たします。親さんと子どもさんとの間に立ち俯瞰(ふかん)的な第3者の眼をもって子どもたちをサポートしていくことができるからです。
子育てに正解も間違いもありません。ただ親として精いっぱい子どもを育てていくことだけ…カウンセラーはあなたと一緒に、寄り添ってお子さんのこころの樹木を育てていきます。その道のりは人それぞれで、わたしたちは粘り強く定期的にカウンセリングを提供しています。お子さんのためにそういった環境を整えることは、親にしかできない愛情の証でもあるのです。
親だから悩みもします。でも、親にしかできないこともあります。
これがわたし自身、次女の不登校で悩みながら、子どもたちのサポートをしてきた今までの年月で得たことです。
カウンセラーと一緒に親にしかできないことを見つけていきませんか。一度お話を聞かせてくださいね。